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単語発見ファイルVol.1「スーパームーン」(2019年1月20日~26日)

単語発見ファイルとは

「単語発見ファイル」の連載では、ソーシャル・ビッグデータの検索ツールbeInsightの単語発見機能でみつけた、気になる単語をご紹介します。

単語発見とは

今後流行りそうな何か」や「特定の人たちに熱狂的に支持されている何か」の発見を支援する機能です。Twitterの投稿内容を自動分類し、分類されたカテゴリごとに話題指数が大きい単語をランキングで表示します。
この機能で、各種キャンペーンやプロモーションに活かせるようなブームの兆しを見つけ、早期に対策を打つ、といった使い方をオススメしています。

2019年1月20日~26日の話題単語

「スーパームーン」

1月21日に観測された「スーパームーン」。先週のツイート状況がこちら。

この日の満月は、見る人の強く印象に残ったことだろう。
スーパームーンとは、天文学的な言葉ではなく占星術からきた言葉らしい。「満月」の定義は、「月と太陽の視黄経の差が180度になった瞬間の月」という正確なものがあるのだが、同語にはそれがないのだ。しかしながら、定義はともかく、「いつもより大きな満月」といった理解でも、天体の織り成す壮大な現象を感じとることに不足はない。

天文民俗学者、星の和名の収集・研究家として知られる野尻抱影(1885~1977)は、著作「新星座巡礼」*1の冒頭でこう述べた。

「頭を挙げるだけで自然と目に映る天の宝玉図を知らずじまいにすることは、人間の享け得る幸福をむざむざと捨てることだ」

普段、スマホの画面に目をとられている人々の目にも、「頭を挙げる」までもなく飛び込んできた、あの日の「スーパームーン」への驚きがその数字の裏に隠されている。

*1 新星座巡礼:野尻 抱影 著(中公文庫BIBLIO)
https://www.amazon.co.jp/新星座巡礼-中公文庫BIBLIO-野尻-抱影/dp/4122041287