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単語発見ファイルVol.2「AOKI」のCM(2019年1月27日~2月2日)

単語発見ファイルとは

「単語発見ファイル」の連載では、ソーシャル・ビッグデータの検索ツールbeInsightの単語発見機能でみつけた、気になる単語をご紹介します。

単語発見とは

今後流行りそうな何か」や「特定の人たちに熱狂的に支持されている何か」の発見を支援する機能です。Twitterの投稿内容を自動分類し、分類されたカテゴリごとに話題指数が大きい単語をランキングで表示します。
この機能で、各種キャンペーンやプロモーションに活かせるようなブームの兆しを見つけ、早期に対策を打つ、といった使い方をオススメしています。

2019年1月27日~2月2日の話題単語

「AOKI」のCM

2月1日に始まったAOKIの新入学、新入社へ向けたフレッシャーズ向けCM*1が話題となった。
先週のツイート状況がこちら。

このCMへのツイートは総じて好意的である。同年代からの人気も高い「Sexy Zone」を起用したことが功を奏したとみるべきだろう。私がその話題を向けると、社内のジャニーズ好きの女性社員は、目を輝かせながらそれにこたえてくれた。
SNSでの拡散と映画興行成績が密接な関係にある、という見方*2もあり、これがCMにも当てはまるとするならば、このCMはフレッシャーズ向けスーツの売り上げに良い効果を生み出すはずだ。

余談だが、「AOKI」といえば、クラウドファウンディングを利用して鳴り物入りで始めたスーツのサブスクリプションモデル「suitsbox」からわずか半年程度で撤退を発表したことが記憶に新しい。撤退といえば、わが社の隣に2017年初頭にオープンした「ドン・キホーテ」も開店後わずか8か月で撤退*3となり、その当時はその撤退スピードが新聞紙上を賑わしてもいた。事業撤退は、事業継続よりも大きな勇気を要すること。企業がスピードある決断を求められることは、万人が均しく同意することだが、こと「撤退」の決断となると、日本企業にあっては途端にその決断が先延ばしにされてしまうこともよく知られている。歴史を紐解けば、企業に限ったことだけでなく、かつての帝国陸軍もそうであった。それは日本の組織の宿痾といえるのかもしれない。
そんな中にあって、スピード感のある経営判断を行った企業のCMが支持されるという今回の出来事。プロモーション活動に関しても、時代の変化に対応するスピードが求められていることを示唆しているのではないだろうか。


*1 Sexy Zoneスペシャルコンテンツ(AOKI)
https://www.aoki-style.com/static/fresh/mens/special/

*2 映画興行をSNSが左右する時代?~2018年興収上位作品のツイッターを分析した~(Yahoo!ニュース 個人)
https://news.yahoo.co.jp/byline/sakaiosamu/20190204-00113531/

*3 神保町の新ランドマーク「ドンキ」が僅か半年ほどで閉店!その理由は?(HARBOR BUSINESS Online)
https://hbol.jp/152277