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単語発見ファイルVol.7「ゴーン氏」(2019年3月3日~3月9日)

単語発見ファイルとは

「単語発見ファイル」の連載では、ソーシャル・ビッグデータの検索ツールbeInsightの単語発見機能でみつけた、気になる単語をご紹介します。

単語発見とは

今後流行りそうな何か」や「特定の人たちに熱狂的に支持されている何か」の発見を支援する機能です。Twitterの投稿内容を自動分類し、分類されたカテゴリごとに話題指数が大きい単語をランキングで表示します。
この機能で、各種キャンペーンやプロモーションに活かせるようなブームの兆しを見つけ、早期に対策を打つ、といった使い方をオススメしています。

2019年3月3日~3月9日の話題単語

「ゴーン氏」

先週は「自動車」のカテゴリで、「ゴーン氏」や「ゴーンさん」といった単語が話題単語となった。言わずもがな、この単語はカルロス・ゴーン氏を指している。以下は「ゴーン氏」を含むツイートの推移だ。

2018年11月の突然の逮捕時と比べると、大幅にツイート数を減らしてはいるものの、先週(3月6日)の保釈にあたって大幅に上昇をみせた。とはいえ、ネットやテレビでも話題になったように、帽子を目深にかぶり、作業着姿で変装した姿に対して向けられたもの。今になって明らかになっているのは、あればゴーン氏のアイデアではなく、弁護人のアイデアらしいが、その真意は話して那辺にあったのだろうか。

思えば、ゴーン氏の逮捕はまさに衝撃であった。
1999年に日産の最高執行責任者として招かれ、終身雇用や年功序列などの社内の労使慣行や、系列重視の「ムラ」的な経営慣行に聖域を設けることなく大幅にメスを入れ、わずか1年程度で日産をV字回復させ、カリスマ経営者としての名をほしいままにしたほどの手腕の持ち主だったからだ。彼は別名「コストカッター」とも呼ばれたが、単なるコストカットだけで業績回復を成し遂げたのではないことは、「GTR」や日本初の電気自動車「リーフ」の発売をみれば明らかだ。いわゆる、彼は社内外の諸々のしがらみに絡めとられて身動きのできなかった日本人経営者のできなかったこと、「選択と集中」をまさにやり遂げた経営者だったと思っている。

有罪なのか無罪なのか、それは司法が決めること。仮に有罪になったとしても、彼が日産で成し遂げたことは、すべて否定されるべきものではないと私は思う。