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単語発見ファイルVol.8「雪肌精」のCM(2019年3月10日~3月16日)

単語発見ファイルとは

「単語発見ファイル」の連載では、ソーシャル・ビッグデータの検索ツールbeInsightの単語発見機能でみつけた、気になる単語をご紹介します。

単語発見とは

今後流行りそうな何か」や「特定の人たちに熱狂的に支持されている何か」の発見を支援する機能です。Twitterの投稿内容を自動分類し、分類されたカテゴリごとに話題指数が大きい単語をランキングで表示します。
この機能で、各種キャンペーンやプロモーションに活かせるようなブームの兆しを見つけ、早期に対策を打つ、といった使い方をオススメしています。

2019年3月10日~3月16日の話題単語

「雪肌精」のCM

先週はCMのカテゴリで、コーセー化粧品の「雪肌精」が話題単語となった。店頭では目にすることも多い商品だが、私はこの文章を書くまで「せっきせい」と読むことを知らなかった。
ツイートの推移は以下の通りだ。

ツイート内容は、女性向け化粧品であるにも関わらず、羽生結弦選手を起用したテレビCMへの反響だ。フィギュアスケートにおいて美しい演技を追求し続ける羽生選手と、同製品の美しい肌を追求する理念を重ね、今回のアンバサダー起用に至ったとのこと。[1]
この製品、1985年発売とのことなので、かなりのロングラン商品である。同製品初のイメージキャラクターは2007年の松嶋菜々子、次いで2012年からは新垣結衣が務めていた。[2]

実は、雪肌精がテレビCMに男性有名人を起用したのは今回が初めてではない。昨年11月には三代目 J Soul Brothersの岩田剛典が、雪肌精の「SAVE THE BLUE」プロジェクトのアンバサダーとして起用されており、12月にはテレビCMも放映されている。[3]
ツイート内容をみると、今回の羽生結弦にしても昨年の岩田剛典にしてもかなり評価が高い。これもテレビCMから始まるSNS上での拡散の好事例であるといえるだろう。


  1. 2018年時点で、コーセーの宣伝部は「フィギュアスケートを視聴している女性は雪肌精の認知率が低い」というデータを持っていたようで、今回の羽生結弦選手を起用した広告展開は、フィギュアスケートの視聴層にリーチする狙いもあっただろう。
    参考リンク:
    羽生結弦が雪肌精のアンバサダーに就任、透明感を表現した新CMに出演(FASHIONSNAP.COM)
    スポンサー企業は、スポーツの効果をどう見ているのか【日本コカ・コーラ×コーセー対談】(Agenda note)
    雪肌精×羽生結弦 スペシャルサイト(コーセー) ↩︎

  2. 松嶋菜々子から新垣結衣へのイメージキャラクターを変更した時期は、30代・40代に比べて少なかった20代のユーザーを取り込みたい時期だったようだ。結果としては狙い通り、20代のユーザー数を大きく増やした模様。
    参考リンク:
    ロングセラー商品「雪肌精」、人気の秘密に迫る(週刊粧業)
    History 雪肌精、33年の歩み。(コーセー) ↩︎

  3. 岩田剛典が出演する「雪肌精」冬のキャンペーンCMが公開 12月から全国放映(WWD JAPAN.com) ↩︎