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単語発見ファイルVol.9 「ナイトパレード(USJ)」(2019年3月17日~3月23日)

単語発見ファイルとは

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単語発見とは

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2019年3月17日~3月23日の話題単語

「ナイトパレード(USJ)」

先週は観光地、行楽地のカテゴリにおいて、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)で開催されている、3月20日からグレードアップされた「ナイトパレード」[1]の話題で賑わった。

USJは2001年3月31日にオープン、累計入場者数が1千万人を超えたスピードは東京ディズニーランドよりも早く、初年度入場者数は1100万人にものぼり、華々しいデビューを飾った。今年は18周年を迎えるわけだが、2015年には東京ディズニーシーを上回るほどの入場者数を記録している。

とはいえ、順風満帆でここまで来たわけではない。開園2年目は700万人台にまで大きく落ち込み、その後は概ね800万人台で推移したが、リーマンショック後の不況に喘いだ2009年には700万人台前半にまで落ち込んでいる。

そんな低迷期を脱却させ、USJ復活の立役者となったのが、森岡毅 元執行役員・CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)と言われている。同氏はこれまでの「映画専門」のテーマパークからあらゆるエンターテインメントを取り入れたテーマパークへと大きく舵を切り、入場者を楽しませることに徹した。その結果、2013年からは毎年入場死者数は前年を上回り、公表されている最も直近の入場者数(2016年)は、1460万人で、東京ディズニーランドをも凌ぐ結果となっている。[2]

以前、ここでも取り上げた、日産のV字回復を成し遂げた原動力、カルロス・ゴーン氏。USJ回復の立役者、森岡毅氏。IT全盛となり、いかに世の中の様相が変わろうとも、企業の浮き沈みの鍵を握るのは、率いる「人」そのものにある、ということを改めて感じる。


  1. 正式名は「ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレード」。以下公式サイト。
    ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレード ~ ベスト・オブ・ハリウッド ~(公式サイト) ↩︎

  2. オープン(2001年)から2016年までの入場者数の推移は、以下サイトにまとめられている。
    USJの入場者数:オープンからの歴史(推移)(CASTEL)
    森岡毅氏の行った、USJのブランド戦略改革については以下の記事に詳しい。
    不振だった「USJ」が急成長できた理由(ITmedia ビジネスオンライン) ↩︎