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単語発見ファイルVol.12 「詰め合わせセット(三幸製菓かりんとう)」(2019年4月7日~4月13日)

単語発見ファイルとは

「単語発見ファイル」の連載では、ソーシャル・ビッグデータの検索ツールbeInsightの単語発見機能でみつけた、気になる単語をご紹介します。

単語発見とは

今後流行りそうな何か」や「特定の人たちに熱狂的に支持されている何か」の発見を支援する機能です。Twitterの投稿内容を自動分類し、分類されたカテゴリごとに話題指数が大きい単語をランキングで表示します。
この機能で、各種キャンペーンやプロモーションに活かせるようなブームの兆しを見つけ、早期に対策を打つ、といった使い方をオススメしています。

2019年4月7日~4月13日の話題単語

「詰め合わせセット」

先週、急上昇をみせた「詰め合わせセット」。何のことかと調べてみると、三幸製菓株式会社が打ち出したツイッター上でのキャンペーン、かりんとう総選挙への応募ツイートで上昇したWordであるようだ。

以下はそのキャンペーンの告知ツイート。

抽選で「三幸製菓かりんとう詰め合わせセット」が100名に当たるとのこと。日常の買い回りがコンビニとなって久しいが、会社の近くのコンビニに「かりんとう」は見当たらない。おそらく店頭にあっても売れ筋とはならないからだろう。
社内のメンバー10人(平成生まれ)に尋ねてみると「あったら食べるけど、自分では買わない」が9名、「自分で買う」が1名という結果であった。古くからある日本の伝統的なお菓子ではあるが、ここまで若年層に人気がないとは……そもそも、その問を発しなければ、彼ら・彼女らの中にその言葉が浮かぶこともなかったはずだ。

そんな世代が多数を占めると思われるSNS上で展開された本キャンペーンは「古き良きお菓子かりんとうが忘れられそうで大ピンチ!」という導入から始まる。そして、「ミルク味・キャラメル味・チーズ味・サワークリームオニオン味・ブラックペッパー味」といった、従来の黒糖かりんとうのイメージからのギャップを感じる、新しい商品へのPRに繋げている。
従来の黒糖かりんとうに興味がない層にも手に取ってもらえるような、新しい発想の商品を作り、(おそらく)ターゲット層としている若年層が多いSNS上で、多様な商品ラインナップを“総選挙”というフックで打ち出したキャンペーンを打ち、話題となった。
本キャンペーンは、Twitter上のキャンペーンの成功事例の1つとなりそうだ。